うつ症状の原因と対策:脂質と糖質
現代社会の中で、うつ病にかかる人が増えています。
NHKのクローズアップ現代でも特集されており、社会問題になっています。
うつ病は、仕事のストレスや人間関係などのストレスが影響していると言われています。
しかし、それだけではなく、食べ物もうつ病に大きく影響しているのです。
DHAを日ごろから取り入れていると、ストレスに関する様々な症状(切れやすい、うつ、不眠、ADHD)などが緩和されることは周知の事実となっています。
うつ病の原因の一つとして、脳内でセロトニンをうまく利用できないことが考えられています。
実際にうつ病に使用する薬には、セロトニンに作用する薬も多く使われています。
DHAは、セロトニンの働きを高めてくれる作用があり、薬とは違って体に優しく副作用なく効果が期待できるというわけです。
EPAにもうつ病との関係性が発見されており、うつ病の患者の血液データはEPAに対するアラキドン酸の比率が高く、重症な患者ほどその傾向が高いことが報告されています。つまり、EPAの量が少ない、もしくは不足している、ということが言えます。
魚を良く食べる国ほどうつ病患者が少ないという研究データもあり、魚のDHA・EPAとうつ病との関係は注目されつつあります。
DHA・EPAとうつ病の関係性と同じくして、糖質とうつ病の関係性も指摘されています。
糖質を摂りすぎると、脳細胞にもダメージを与えてしまうのです。
糖質を摂ると、脳には他交換をもたらすという作用がある一方、セロトニン、ドーパミン、アドレナリンなどどいった、体の機能を調整する脳内神経伝達物質が働かなくなってしまうのです。
こうしておこるおが「うつ」と呼ばれる症状です。
甘いものを食べないと落ち着かない、イライラする、布団から出られない、すぐに落ち込んでしまう、周囲が敵に見えてしまう・・・
これらは糖質に邪魔をされて、脳内神経伝達が正しく作用しないためとも考えられています。
うつ病の予防・改善のためには、
①青魚を良く食べてDHA・EPAを補う。
②糖質を摂り過ぎないようにする。
ということに、日ごろから注意する必要があります。
質の良い脂質をとることで、脳の機能を維持改善出来るように、今一度見直してみましょう。
→脳に良い脂質を選ぶならこちら
最近のコメント