トランス脂肪酸とは?構造と製造方法を暴露します!

トランス脂肪酸という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
最近では、トランス脂肪酸を意識した、「トランス脂肪酸フリー」や、「トランス脂肪酸〇%カット」などの表示を売りにした商品を見かけるようになりました。

なんだか体に悪そうな代物ですが、そもそもトランス脂肪酸とはいったい何なのでしょうか。

 

0488f8f090f2319f268e25e7ee934d62_s
 

トランス脂肪酸とは、海外では毒とみなされ、厳しく規制されている有害な脂肪酸の一種です。

もともとは自然界にない人工的に作られた油で、その構造はプラスチックと同じだと言われています。

では、どのようにして作られているのでしょうか。

 

その作り方とは、安価な植物油に人工的に水素を添加して、自然界にはない構造の脂肪酸を作っているのです。
分子構造を移動(トランス)させるために、トランス脂肪酸というのです。

 

ここで使われる植物油は、格安で手に入る油です。

つまり、遺伝子を組換えたり、化学肥料・農薬などを使い大量に作られた植物の油であることがほとんどです。

 

しかし、なぜわざわざ水素を添加しているのでしょうか。

トランス脂肪酸の原料となる植物油は、安価ですが常温では液体の不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸は、構造上不安定で酸化しやすいのです。

 

自宅で植物油で揚げた天ぷらは時間が経つとしんなりとしてくるのを思い出してください。
これが本来の油なのです。

 

トランス脂肪酸は人工的に構造を変えることで、酸化しにくく植物油なのに固形で扱いやすい油になっているのです。
酸化しにくいため、揚げ物もカリッと揚がり、時間がたっても揚げたてのカリカリを保てるのです。

 

扱いやすくて安くて、とても素晴らしい油だ!

と思うかもしれませんが、その考え方は危険です。

トランス脂肪酸が体に与える影響をよく考える必要があります。

 

健康はお金には代えられません。

いくら安い油で節約したからと言って、将来病気になってしまっては元も子もありません。

 

健康寿命を伸ばし、いつまでも元気でいられるためには、毎日の食卓を変えていかなければなりません。

 

>>安全な食用油の選び方