本物と偽物のエクストラヴァージンオリーブオイルの違いとは?

植物油の精製技術の向上により、本物と偽物の判別がつきにくいくなった、オリーブオイル。
偽装業者は有力な政治家とつながり、摘発を逃れています。
そもそも、なぜ偽物のオリーブオイルを作るのでしょうか・・・。

 

それは、エクストラヴァージンオリーブオイルがオリーブオイルの中で最も需要が高く、高値で売れる油だからです。オリーブオイルの最高品質であるエクストラヴァージンオリーブオイルは、化学的な手を一切加えてはいけません。

エキストラバージンオリーブオイルとは、国際オリーブオイル協会(IOOC)が定めた、味や香りに欠点がなく酸度0.8%以下のオリーブオイルのことを言います。

オリーブオイルの収穫方法、収穫してから搾油までの時間、搾油方法、搾油工場の清潔性などの条件によって、オリーブオイルの酸化はどんどん進んでしまいます。

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オリーブの実は収穫後すぐに酸化が始まるため、傷のない良好なオリーブを収穫から搾油まで短時間でおこなう必要があります。
その上、使用できる油は一番搾りだけなので、手間がかかる割には大量に搾油できない貴重な油です。
手間がかかるため価格は高くなりますが、果実の香りと味が濃縮されたエクストラヴァージンオリーブオイルは世界中から需要があります。

 

そこで偽装業者は格安な油をエキストラバージンオリーブオイルに仕上げているのです。

化学薬品を使って効率的に搾油したオリーブオイルと、安価な他の植物油を混ぜ合わせ、低品質のオリーブオイルをかさ増します。
匂いや色でバレないように、人工的に風味や色つけ加工をしているのです。
最終工程の油の瓶詰め作業をイタリアでおこなえば、原料が他国でもイタリア産と表示が可能なのです。

 

これで質の悪い油でできた、偽物のエクストラヴァージンオリーブオイルが完成します。
そうして、低コストで作った偽物のエクストラヴァージンオリーブオイルを高値で売りつけているのです。

 

エキストラバージンオリーブオイルという表示を信じて購入していたという人にとって、とてもショックな現実です。
健康のためと思って取り入れていたエキストラバージンオリーブオイルが、逆に健康を悪化させていたとなると、なんともやるせない気持ちになってしまいます。

 

本物で健康によいエキストラバージンオリーブオイルを摂りいれるためには、より慎重に選ぶ必要があります。