本物のエキストラバージンオリーブオイルを選ぶ方法

日本でエキストラバージンオリーブオイルとして販売されているものでも、IOCの理化学検査を通っていることがあります。
しかしながら、収穫したオリーブの実がカビが生たていたり発酵してしまったとしても、構わずそのまま搾油し、エキストラバージンオリーブオイルとして品質偽装するケースが非常に多いのです。

これを見破るには、購入者の嗅覚であり、これらの知覚には人間は本来優れた才能を持っているものですが、現代人はこれを失いつつあります。何度か練習を重ねていくと、品質偽装のオイルの特徴に気づくことができるでしょう。

では、本物のエキストラバージンオリーブオイルを選ぶには何に気を付ければいいのでしょうか。
実は、本物のオリーブオイルをボトルを見て判断するのはほぼ不可能なのです。
ある程度口コミ評価やコンテスト入賞などの経緯があれば別ですが、そういう表示がないものに関しては、テイスティングをするほかありません。

そして、オリーブオイルはオリーブジュースと言われている程、基本的には生ものです。
まずは収穫から搾油までの時間、鮮度、そして高品質な原料がポイントとなります。
さらに搾油工場の衛生管理もポイントで、これがいい加減であると、今まで搾油した時に出た残存物により、油は搾油中や搾油直後にこれらが触れて酸化していくことにつながってしまうからです。

では、これより本物のエキストラバージンオリーブオイルの選び方を紹介します。

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①酸化度が少ないものを選ぶ
酸化条件の少ないものを選ぶことも大切です。ホームページは販売ページ、ラベル等に酸度の記載があるものなら安心できます。

油の酸化は空気・熱・光に触れることにより早くなります。

そのため、原産地でボトリングされたもので、透明容器は極力避け、暗い遮光瓶を選ぶのが良いでしょう。

 

②収穫方法

収穫方法は手摘みか、道具または機械がありますが、どちらがいいとは一概には言えません。

どちらにもメリットとデメリットがあるからです。
手摘みは昔からの伝統的な収穫方法だと、安心安全だと思われています。
農家さんがひとつひとつ手間をかけて収穫するイメージですが、手摘みは収穫して搾油するまでに時間がかかり、そのせいで酸化や発酵することがあります。ここを注意している農家であれば大丈夫でしょう。
道具や機械使用の方がいいという考え方の人もいます。

機械や道具で収穫したほうが収穫してから搾油までの時間が短く、酸化しにくいことが考えられます。
しかし、道具使用でかえってオリーブに傷が付くと、その傷から腐敗や逆に酸化が進んでしまう恐れもあります。
いづれにしよその産地の技術や選別力にもかかわってきます。

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③認証マークなら安全?

「DOP」「IGP」の認証制度マークがあれば安心出来る目安にはなります。
しかしこれらは、自分たちで自分たちの商品を評価するもので公平性にかけるという意見もあります。

 

③搾油方法で選ぶ

圧搾方法については、コールドプロセス(低温圧搾、27度以下)という表記のあるものが良いです。
しかし、現実には27度以上であってもコールドプロセスと表記されることが多いようです。

 

④ろ過・無濾過を選ぶ

ろ過・無濾過についてですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ろ過をすると日持ちは良くなりますが、貴重な微量成分などが減ってしまいます。
無濾過のものは、にごりがあるものの微量成分もきちんと含まれています。しかし、日持ちに劣り、酸化しやすく加熱時に搾りカスが焦げる場合があります。

もちろん、鮮度や保存状態が良ければ無濾過の物はとても栄養豊富で良質なオイルです。

 

⑤原産国で選ぶ

生産国については、オリーブオイルの主要生産国を見ると、
①スペイン②イタリア③ギリシャ④トルコ⑤モロッコです、
それぞれの地方や品種で特徴があり、規模につても小規模だからよいとか大規模だから微妙ということは決してなく、やはり生産者の技術次第です。

 

⑥コンテストの入賞の有無
オリーブオイルソムリエさん推奨品国際コンテスト入賞作品などを参考に選ぶとしたら大体は大丈夫でしょう。
しかし、オリーブオイルはこれらのように優劣で決定されるものではなく、本来なら個性を味わうものです。

品種によっても気候によっても栽培によっても作る人によっても風味が異なり、その個性を感じ、味わい楽しめることがオリーブオイルの良さでもあります。
風味や味の好みも人それぞれ違いますので、質の良いオリーブオイルで好みの味を選ぶというのが、一番理想的です。

 

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