トランス脂肪酸とは?構造と製造方法を暴露します!

トランス脂肪酸という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
最近では、トランス脂肪酸を意識した、「トランス脂肪酸フリー」や、「トランス脂肪酸〇%カット」などの表示を売りにした商品を見かけるようになりました。

なんだか体に悪そうな代物ですが、そもそもトランス脂肪酸とはいったい何なのでしょうか。

 

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トランス脂肪酸とは、海外では毒とみなされ、厳しく規制されている有害な脂肪酸の一種です。

もともとは自然界にない人工的に作られた油で、その構造はプラスチックと同じだと言われています。

では、どのようにして作られているのでしょうか。

 

その作り方とは、安価な植物油に人工的に水素を添加して、自然界にはない構造の脂肪酸を作っているのです。
分子構造を移動(トランス)させるために、トランス脂肪酸というのです。

 

ここで使われる植物油は、格安で手に入る油です。

つまり、遺伝子を組換えたり、化学肥料・農薬などを使い大量に作られた植物の油であることがほとんどです。

 

しかし、なぜわざわざ水素を添加しているのでしょうか。

トランス脂肪酸の原料となる植物油は、安価ですが常温では液体の不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸は、構造上不安定で酸化しやすいのです。

 

自宅で植物油で揚げた天ぷらは時間が経つとしんなりとしてくるのを思い出してください。
これが本来の油なのです。

 

トランス脂肪酸は人工的に構造を変えることで、酸化しにくく植物油なのに固形で扱いやすい油になっているのです。
酸化しにくいため、揚げ物もカリッと揚がり、時間がたっても揚げたてのカリカリを保てるのです。

 

扱いやすくて安くて、とても素晴らしい油だ!

と思うかもしれませんが、その考え方は危険です。

トランス脂肪酸が体に与える影響をよく考える必要があります。

 

健康はお金には代えられません。

いくら安い油で節約したからと言って、将来病気になってしまっては元も子もありません。

 

健康寿命を伸ばし、いつまでも元気でいられるためには、毎日の食卓を変えていかなければなりません。

 

>>安全な食用油の選び方

トランス脂肪酸の危険性と健康被害

トランス脂肪酸は、人工的に作られた不自然な脂肪酸です。

原料の安さと加工のしやすさ、扱いやすさから大量に使われていますが、自然界に存在しないものが体に良い訳がありません。
トランス脂肪酸は、構造上プラスチックと同じなので、蟻も寄り付かないほどの代物なのです。

 

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トランス脂肪酸を食べても、体内で活用することができません。

一般的な脂肪酸は、細胞膜を作る原料になったり、ホルモンを作る原料になったり、体や脳を動かすエネルギーになるなど、多岐にわたって有効活用されています。

 

しかし、不自然な構造のトランス脂肪酸は、体が油と認識できずに活用することができないのです。
かといって、毒ともみなすことが出来ないため、排出されることもなく、ただ体の中に溜まっていくだけの脂肪酸なのです。

そのため、肥満や生活習慣病を引き起こす原因になるのです。

 

血管の壁に溜まると、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの血管疾患を引き起こすリスクが高くなります。

血管の壁にへばりついて固まってしまうと、血管は弾力性を失い、血流量の増加に対応することが出来ずに破裂したり、血圧が上がってしまいます。

 

脳は脂肪で出来ているので、トランス脂肪酸は脳に溜まりやすく、脳内の神経伝達が上手くいかなくなります。

アルツハイマーや認知症などの病気につながりかねません。

 

また、トランス脂肪酸の発がん性は世界中で指摘されています。

日本人はガン大国であり、死因と第1位は悪性新生物(がん)となっています。

いまや3人に1人はがん、という時代になりました。

今こそ食事を見直し、油を見直す必要があります。

 

>>安全な食用油の選び方

 

 

 

トランス脂肪酸を避ける方法とは?

 

今や多く出回っているトランス脂肪酸ですが、摂りいれないためには何に気を付ければよいのでしょうか。
まずは、格安で売られている油や油の加工食品は怪しいと思いましょう。

格安で大量生産されているものには含まれると思ってよいでしょう。

そして、不自然な食べ物は食べないことです。

時間が経ってカリカリ、フワフワ、格安で売られている、タダ同然で取り放題・・・

 

惣菜売り場の揚げ物や、市販のドーナッツ、ポテト、ナゲット、から揚げ、チキンフライ、コンビニの揚げ物、格安弁当の揚げ物などには、トランス脂肪酸であるショートニングが使われています。

 

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トランス脂肪酸は、酸化しにくいので時間がたってもカリカリとした触感が楽しめます。
そのうえ格安で手に入るため、少しでもコストを抑えたい大手チェーン店や飲食店などで多く使われているのが現状です。

 

また、スーパーなどで売られている格安の油や、ドレッシングなどにもトランス脂肪酸が使われています。
注意したいのは、原材料名にトランス脂肪酸と書かれているわけではない、ということです。

 

どのように記載されているのかというと、原材料名に「ショートニング」「ファットスプレッド」「水素化油脂」と記載されています。

この記載があると、間違いなくトランス脂肪酸だと思ってください。

 

また、大量生産されて格安で販売されている油を使った商品(ドレッシング・マヨネーズ・クッキー・ケーキ・アイスクリーム・
スナック菓子、揚げ菓子、インスタント食品、冷凍食品など)
に、「植物油脂」・「植物油」との記載がありますが、これらもトランス脂肪酸の可能性があります。

 

マーガリンもトランス脂肪酸の代表的な産物であり、マーガリンが含まれている加工食品もトランス脂肪酸がたっぷり含まれているので要注意です。

 

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植物油=安全
という刷り込みから、安心感があって購入する方も多いかと思いますが、必ずしも安全ではありません。
むしろ、産地や生成方法が不明な植物油は、非常に危険です。

 

病気にならないためにも、油の選び方は慎重になる必要があります。

 

>>安全な食用油の選び方